話せない犬猫の原病巣を発見するりえ先生のブログ

犬猫の行動から、日本の獣医大では未だ授業のない歯科治療のこと。皮ふだけを治すのでは治らない犬猫の皮ふを、真の原病巣を探ることで治すのが好きな獣医師がぼつぼつ書いています。

でも、最初は痒い犬は、食物アレルギーからスタートしたいワケ

食物アレルギーも、今まで検査されていても

もう一度検査しなおして戴きました。

 

ただし、私のお願いすることは

すべてしっかり実施していただきました。

 

大体の皮ふ全体に効果がはっきり出てくるのが

約40日でした。

 

“もっと早くここに来て居たらよかった!”

 

“なぜ、こんなに早くなおるんですか?”

 

とおっしゃる方が多く、

 

今も来られてる当時の飼い主さんは

大変だったけれど、1週間ごとにみるみる良くなっていくのが

嬉しくて、言う通りにやっていきました。

 

と言って下さいました。

 

その方も、当時は1年位は 除去食をされていましたが

今では、普通の食事をあげています。

 

数年以上、ひどい犬猫だと10年以上も皮膚を長患いされていると

色々な原因がてんこ盛りになっていて,私もいったいどうなっているのか

わからない皮ふの犬猫達も多いので、

ベールをはがすつもりで、食物アレルギーからスタートすることが

とても多く,例え費用はかかるけれど治ったら、そのあとの治療費がかなり

削減される可能性も、かんがえると 食物アレルギーを検査し

除去食をしてみるのが、

てっとり早くて確実なのです。

 

確実&早いというのが とても大切です。

 

食物アレルギーに関していえば,最短2週間位の感じがします。

 

皮ふはもっと早く良くなっていきますが、身体が前の食事を

ほぼ忘れてくれるのが、歳大3ヶ月位です。

 

先日動物アレルギー検査センターに出した

ダックスのゆーりちゃんの結果が、帰ってきました!

 

これがまた、ホントに素敵なドラマチックな数値で

久々興奮している私です。

 

それはまた 今度!

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