話せない犬猫の原病巣を発見するりえ先生のブログ

犬猫の行動から、日本の獣医大では未だ授業のない歯科治療のこと。皮ふだけを治すのでは治らない犬猫の皮ふを、真の原病巣を探ることで治すのが好きな獣医師がぼつぼつ書いています。

そのニオイは口から?耳から?

吐息が臭うんですが?
そんな時は、過去の経験では殆んどが
歯周病&耳の鼓膜の辺りの感染でした。


2歳過ぎた犬猫のほぼ90%は歯周病=歯肉炎&歯周炎


歯茎=歯肉が赤くなくても、骨の奥に感染があるか?!は
プローブと歯科用レントゲンで探します。


他院で治療や検査しましたってのは、




20年歯科をやっているので治療頭数は1万引きは軽く超えているので、色々な例を考えて
検査します。


もう一つの耳の感染率は、0歳から70から80%割合で何らかの菌に感染してる感じです。
ストルツという会社のビデオオトスコープ=内視鏡みたいなので、先から光を当てて
何百倍にも拡大して耳の壁や鼓膜を観察します。


こちらも、7年目に入るのと5000匹は治療してきています。
飼い主さんは先入観で色々言われますが、
1番怖いの先入観!


何より大切なのが、飼い主さんとの絆です。


まだまだ、日本でも知られていない
様々な歯科治療と耳のビデオオトスコープ治療


飼い主さんと二人三脚で犬猫を治してきたというのが、本音です。


たかが臭い、ですが飼い主さんが耳と歯科を治して実感するのが、匂いが消えた!
なんです。


私は匂いでは、治療しては居ないんですけれどね。
飼い主さんが言うから、気にするようになりましたけど、基本耳や鼓膜の壁の画像と歯科はレントゲンやブロービングで感じて 治してイキマス。
職人の世界ですね