話せない犬猫の原病巣を発見するりえ先生のブログ

犬猫の行動から、日本の獣医大では未だ授業のない歯科治療のこと。皮ふだけを治すのでは治らない犬猫の皮ふを、真の原病巣を探ることで治すのが好きな獣医師がぼつぼつ書いています。

異物予防のYou Tubeライブをやりました!

私は小さな頃、お餅を喉に詰まらせたのを父が助けてくれたらしいのですが、あの時は本当に死にそうだったと父に何回も言われて育ってきました
そして、中学生の頃、目の前で祖父が餅をつまらせ倒れました。


たまたま隣にいた従兄弟は新人と言えども心臓外科医でしたが、呆然と側で立ち尽くしたままでした。
救急車も間に合わないのが判り、同じ市内で開業していた肛門科が専門の叔父が喉を切ると、駆けつけることになりました。
祖父は倒れたままで、時間は経つばかり。
側にいた父が喉に手を突っ込んで、祖父は
叔父が到着する前に息を無事吹き返しました。


又仕事でも犬猫の異物事故をたくさん経験しました。
30年前は動物病院の数も少なく、救急動物病院もありませんでした。
その為、連日それらを胃腸から取り出す手術をし不慮の家庭の事故で亡くなったりした動物もたくさん見て来ました。


子供が生まれた25年ぐらい前に、子供達をそんな目にあわせるのが怖くて、小児科医の
山中龍宏先生の本に辿りつきました。

 


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目の前で親に注意しても事故は繰り返す。
具体的な事故の予防対策を親に
指導すべきという、山中先生の方針に
感銘をうけた私は
直接山中先生とメールでやりとりさせていただく機会を得ました。


丁度その頃、山中先生もゴールデンの子犬を飼われた頃で玉ねぎを食べて動物病院へ駆け込んだところだと仰っておられました。
私も代々ゴールデンを飼っているので、
犬の飼育のコツ等をお伝えさせていただいたことがありました。


私は20年前から、犬の躾の仕事をしていたのもあり、それを応用し何とか異物で手術したり、亡くなる動物を減らすには
どうしたら良いのか考えました。


りえ先生のペットを開業してからは、
異物を徹底的に減らそうと、飼い主さん指導をやってきました。
ーマト、確実に不慮の事故を減らすことができるようになりました。


そんなこともあり、具体的に犬猫の事故予防のことをYouTubeでお話ししたいと思います。


子供の事故予防のサイト→
https://safekidsjapan.org/


山中先生のサイト→
https://medicalnote.jp/contents/160318-014-XQ


https://medicalnote.jp/contents/160318-013-MG