話せない犬猫の原病巣を発見するりえ先生のブログ

犬猫の行動から、日本の獣医大では未だ授業のない歯科治療のこと。皮ふだけを治すのでは治らない犬猫の皮ふを、真の原病巣を探ることで治すのが好きな獣医師がぼつぼつ書いています。

りえ先生、奥歯が膿みました(泣)痛いよー

なんと私の歯が今朝痛くなってきました。

下の一番奥歯です。

虫歯で詰め物をした歯の、根の周りが膿んでる感じ。

腫れています。

歯が浮いた感じで、食べるのも力かけたくなくて嫌な感じ。歯の神経を抜いてるかどうかはちょっと記憶にありません。

詰め物をするとどうしてもそこに隙間が空いてきます。

神経や血管があればそこにそこの感染を取らないといけませんし、もう神経を抜いてあるならばやり直しをしないといけないでしょう。

私は歯の痛みにとても弱く、ヤクザが拷問の一つとして歯を抜くと聞いたとき私ならついてない嘘も全部いいそうです。(笑)

私が虫歯が多かった原因としては、

実は私はかなりのおばあちゃん子だったこと。

私は3人姉妹の真ん中。

なんだか、ちょっと不憫と祖母は思っていたようで、他の姉妹より圧倒的に差別されて可愛がられました。

サイコロキャラメルを知っていますか?

歳がバレますが、あれに組み立てのおもちゃが付いていたことがあるのです。

あれを私がとても喜ぶと祖母は出かけるたびにサイコロキャラメルをたくさん買ってきてくれて、買わなくていいよとは言っても孫が喜ぶからとどんどん買ってくる祖母でした。

私はそれを食べるのが大変だったのが子供の頃の思い出。

そうなると増えるのが虫歯。

両親とも共働きで、父が子煩悩だったこともあるのか私はよく歯が痛くなり、歯医者さんが開院する時間まで、歯が痛くて寝られなかったのか、夜中中、「歯がいたいよう(泣)」と父の車やバイクに乗せてもらっていた思い出があります。

今私が人生をやり直せるならば、甘いものを食べずに歯磨きを丁寧にしたい!と今も思います。

 

余談ですが祖母は動物が大嫌いな人でした。

だから私が獣医師になるのを面と向かっては反対しませんでしたが、歯医者や薬剤師など女性として少しでも楽な仕事と思えるものをやって欲しいと言っていました。

私は人の臭い口を見るのも嫌だし薬の粉とか細かいことをするのも嫌だと突っぱねたのに!

今一番やっていることはその二つ歯の治療と薬の調剤と言うときっとそこはあの世で、ホラねと笑っていることでしょうね

私の妹やいとこ達は医者をやっている人が多く、色々な科の医者が揃っています。

祖母が、「居ないのは耳鼻科だねーと言いつつ、家には動物のお医者さんもいるね」とさり気なく私の仕事を認めてくれたのは良い思い出です。

歯磨きをちゃんとしなかった私の責任なのですが、こんなに歯の感染した痛みがあるならば、犬や猫たちは元気がないと見えるのは、歯の根っこいわゆる顎の骨が痛い子達がいっぱいいるんだろうなあ、言えないもんねー。

ホント可哀想!としみじみしています。