話せない犬猫の原病巣を発見するりえ先生のブログ

犬猫の行動から、日本の獣医大では未だ授業のない歯科治療のこと。皮ふだけを治すのでは治らない犬猫の皮ふを、真の原病巣を探ることで治すのが好きな獣医師がぼつぼつ書いています。

猫も歳から歯周病予防!

本日、お耳のオトスコープ治療をした

牛柄のウーちゃん。 お耳の外が剥げて来院されて来院されました。

 

顎の皮ふもアクネで
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実はお口が危ない状況!でした。

歯周炎になりかけ!まだ歯肉炎でしたけど。


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歯肉炎は歯肉=歯茎の炎症←真っ赤ってやつ

歯周炎は、歯を支えてる骨や歯根膜に感染が起きて、骨や歯根膜が腐ること

レントゲン写真ではまだまだセーフ!

 

酷くなると、歯茎から膿も出てくるので

昔は歯槽膿漏って言われたり。

たまたま他の、もう一匹の猫ちゃんの耳が

脱毛されたので、この子も!

と来院されました。

 

歯磨きも少しずつお教えする予定!