犬猫の問題行動治療と歯科、皮ふ、耳のオトスコープ、スキンケアが得意!

歯科、行動学、皮ふ、オーソレモキュラー療法、免疫学やアレルギー、色々なことに興味をもってやってきたことが、やっと犬猫達を本当に元気にするには?!ということにやっと結びついた感じがしています。そんな私の独り言のブログです。

ダニに刺されておきる病気は?その1 バベシア症

ダニ(ノミも蚊も)に刺されることで、何が問題かというと、
痒いことや血が減ることではなくて、
寄生虫やリケッチアやウイルス感染症を血を吸うときに,一緒に身体にそれらが入ってしまうことです。
勿論,そのダニやノミや蚊すべてが持っているワケではありません。
例えば 人で有名なマラリアは蚊によってうつりますが、
日本の蚊は持っていないだろうな,と思えるだろうと思います。
 
今人で問題になっているのは2011年に初めて特定された、
新しいウイルス(SFTSウイルス)を保有する「マダニ」に刺されることによって引き起こされる、
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」や「日本紅斑熱」「ライム病」「回帰熱」また
「つつが虫」に刺されることによって感染する「つつが虫病」などが主な病気です。
昔、「つつがなくお暮らし下さい」というのは ここからきたとも聞いたことがあります。
さ、ここはまず犬から
 

犬で問題となるのが、まず バベシア症です。

私が大学時代所属していたのが、伝染病学研究室で このダニから感染するバベシア症が研究課題だったので
ちょっとほかの方よりは 詳しいかと思います。
 
バベシア症は どんな症状かといいますと
動物が血を吸われることによって、体内にバベシアという,マラリアに似た
血液寄生虫を体内に感染させてしまって、それが血液や骨髄中で増殖して
血液を壊して 貧血を起こすのです。
治療薬はありますが、まず血液検査でバベシアを発見したりしないと
治療もスタートできません。
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治療もなかなか難しいところもあり、私が代々飼っている
ゴールデンは輸血にかり出されることが、時々ありました。
今 皆さん
最近 ハーブやホームセンターのノミダニ予防グッズなどで予防している方も
増えているので、今は20年前より
危険なきがしています。
是非 動物病院の処方のダニの予防に強いものを 処方してもらうように為て下さい。
レボリューションという薬をダニに効くと思って 使っている飼い主さんも
おられますが、あれは 耳ダニに効くだけで マダニには効果ないので
要注意です。
 
私が大学を出た30年前頃は六甲山の麓の動物病院にいたのですか、関西発生していたのが奈良,六甲山系(宝塚 神戸 )でしたが
15年前位から,犬の移動が増えたこともあるのか,武庫川などでもダニの報告が増えてきていました。
いずれも、すべてのマダニ、つつが虫が病原体を持っているわけではありませんが、ダニ等に刺されないための注意が必要です。
「つつがなくお暮らしください」と言うか言い方は、ツツガムシに刺されないで、元気にお暮らしくださいと言う意味と聞いたことがあります。
血を吸う虫は人の病気、犬は犬の病気、猫は猫の病気を伝染させたりします。
動物がいる場合は、優先的に体温の高い犬猫にノミやダニは付きますから、犬猫に駆虫剤を飲んだり、垂らしたりすると効率的にノミダニを殺すと思われたら良いと思います。
実は、犬猫の虫の予防や駆虫剤は人より進歩していたりします。何故なら、実験は全て先ずは動物でやるからです。
例えば、疥癬という凄いかゆみのでる人に着く虫がいます。
介護施設などで流行したら、消毒の為に閉鎖されたというニュースを過去見たことがあります。
現在、その治療はイベルメクチンと言って実は動物のフィラリア寄生虫の治療薬が人に認可されて、転用されるようになっています。
犬やねこが外に出て、ノミダニ  をもってくるだけではなく、案外人の服にひっついて連れてきてしまった例もお聞きするし、都会の公園でもノミ ダニはいます
例えば 王子公園や 西宮だと市役所前の公園とか、あそこいくと どうしてもついてくる!なんて飼い主さん情報もあります。
予防してない犬ねこが 集まりやすい高速道路のドッグランなどの場所や観光地などは ご注意かもです。